Pages

25.10.09

火蛾


更新が滞ってました。
いくつか作ってはいたのですが、うまくまとまらず御見せ出来ないレベルなので、
とりあえず完成した作品からアップします。

火を纏った蛾です。




蛾を作るにあたって、いろんな蛾の写真を集めました。
自分は虫が嫌いで、とくに蛾は苦手な虫ではありますが、
高精細な写真を多数みていると、毛が非常にやわらかく、
羽の模様もすごく象徴的で美しいものが多かったです。
それと、思ってたよりもごついですね。

やわらかい毛の表現と、羽の鱗粉感のある模様を表現することに重点を置きました。
ただ、蛾を作ってもおもしろくないかなと思い、
羽から火を出してみました。
火は写真をフォトショップで合成して、
C4D上でアルファチャンネルとカラーチャンネル、発光チャンネルで
モデルに合成してます。
火もポリゴンをもったモデルなので羽を動かせば追従して動きます。

蛾が燃えてるというより、蛾から火が出てるって感じにしたかったのですが
うまく表現できているでしょうか?

蜂を作ったときはテクスチャーとディティールのモデリングを
Zブラシで行いましたが、
今回はUV展開して、フォトショップでディスプレイスとテクスチャーを描いてます。

これは羽のカラーテクスチャです。
粉っぽさを出す為に鉄錆の写真を加工して、その上から模様を描き込んでいます。
模様は蛾特有の目玉模様もいいのですが、ちょっとトライバル柄にしてみました。

他のボディーテクスチャも同様に錆びの写真を加工して作りました。
背中、腹、頭部も修飾的な柄にしてみました。

羽の脈なんかもディスプレイスでうっすら浮き出るようにしています。


ヘアーは、そのまんま、ヘアーモジュールを使いました。
蜂ではただ生やして終わりでしたが、今回はブラシ、コームなんかを使って
長さや、生える方向、毛のスタイリングをいじりました。



今回のモデリングでUV展開や、テクスチャー作り
ヘアーやライティングなど、たくさんの事が勉強できました。

それと、だらだら作るより、イメージを固めていっきに作ったほうがいいですね。
その点、メカものよりも、動物のほうが向いているかもしれません。
ちょっと動物ものが続くかもしれませんが、
とりあえず、またコンスタントに作品を作っていこうかとおもいます。

頑張ります。

ちなみに燃えていない状態だとこんなかんじです。



No comments:

Post a Comment