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10.11.09

Making of 火蛾 2

新作が完成するまで前回の続きを。

ディスプレイスまでできたら、次にhairツールで全体にヘアを生やしていきます。



長さと毛並みをブラシ、コーム、スケールツールなどで整えつつパーツ毎に生やしていきます。
とくに脚と頭の毛は長くアウトラインが崩れるくらいに生やします。
プレビュー画面だけではなんともわかりにくいのでたまにレンダリングして確認します。
C4Dのヘアは非常に軽く、レンダリングも早くていいのですが、
オブジェクトではない為にGI照明が適用されないので、
毛をライティングする為だけの全方向ライトを1灯配置しておきました。


ヘアがうまくいったらテクスチャ作りをはじめます。
フリーの素材サイトを巡って鉄錆の画像を拾ってきました。

レベル補正やカラーバランスでちょっとメリハリを出しておきます。
素材の画像を書き出したUV座標を元に羽の形に抜きます。
この黒い部分は、アルファマスクとしても使うので境界部分をすこしぼかしたりしておきます。

ディスプレイス用で描いた脈の線を色調補正して乗せます。

羽の淵部分や根元に乗算で黒を乗せていき、錆の素材も利用して模様も描いていきます。

羽が完成しました。このままでは炎とうまくあわない気がしたので燃焼も描くことにします。

完成した羽のテクスチャの上からソフトライトで暖色を乗せていきます。


同様に頭、胸、腹、後ろの羽のテクスチャも作っていきます。

長くなったので今回はこのくらいで。

次回炎テクスチャと、マルチパスレンダリングを。

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